美少女戦士セーラームーンは、私の娘がずっと夢中になって読んでいた漫画である。アニメも欠かさず観て、録画もしていたので、私は自然と目にするようになった。

私はそれまでこの漫画は単なる日本の中で人気のある漫画でしかない、と思っていたが、テレビのニュースで日本だけでなく実は世界中で人気があり、評価されているファンの多い漫画だと知り驚いた。

改めて娘の読んでいるこの漫画を読んでみた。

なんとなくこの漫画がここまで人気を博しているのが分かる気がした。


戦いあり、友情あり、ロマンスあり、また普通の平凡な女子高生が可愛いコスチュームに身を包み、正義の為に戦う。絵のタッチもさながら、ストーリーも非常によく出来ている。


一人一人の登場人物に実際の月や惑星の名前が付けられているので、楽しみながら名前を勉強出来るのも良いと思った。

私が今まで読んだ中で一番思い出に残っている漫画は、ホットロードという少女漫画です。

暴走族の少年に憧れる少女とその少年とのラブストーリーなのですが、私はこの漫画を学生時代に読んだということもあって、漫画の内容と当時の時代背景がオーバーラップして、今でもこの漫画を読むと青春時代を思い出し、懐かしい気持ちになります。

そしてこの漫画は当時あったいろいろな恋愛漫画とは一味違っていました。

とくに透明感あふれる絵はとても魅力的で、その絵に私は夢中になったものです。もちろんストーリーも切なくて、その透明感のある絵とストーリーがとてもよく合っており、思わず涙が出そうになったものです。


私の中ではホットロードイコール青春といったイメージが出来上がっていて、この漫画を読み返すたび甘酸っぱく切ない気持ちになります。


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３月のライオンは、主人公の高校生棋士と、ある家族とのふれあいが描かれた
心温まるストーリーです。

「家族」とはなんだろうと考えさせられます。

主人公・零くんと、川本家の三姉妹は、赤の他人です。
たまたま長女のあかりさんが、零くんと出会い、介抱したことをきっかけに
家族のようなつきあいが始まります。
擬似家族のようになってしまったために、恋愛を既に
通り越してしまったような感じです。
それぞれが傷を抱えながらも、優しく支え合えるのは、
本当には家族ではないからか、それとも赤の他人でも
家族のようになり得るのでしょうか。

零くんは、義理の家族とは、うまくいかないままに
家を出ることになりました。零くんと、義姉とは、
兄弟の香りが少しもしないと、あかりさんは言います。

家族について、ときに切なく、そして暖かく描かれていて、
読むと心に響いてきます。